早稲田大学「リーディング理工学博士プログラム」では、「エネルギー・ネクスト」の旗のもと、複数の課題 が複雑に絡むエネルギー問題など、グローバルイシューの解決に挑戦できる理工系博士人材を育成するため、 「3つの力」を人材養成の基盤としました。
次々世代のエネルギー科学・技術の基盤となる物理、化学、電気・電子、生命科学などを横断する学問領域を「エネルギーの理工学」としてくくり、育成する人材の専門軸としています。 エネルギーの理工学という新しい視点で現象を学び、自身が基盤とする専門に帰結させて複合的な研究にも 柔軟に対応できる力を育てます。
理工系の学生向けにカスタマイズした本学政治学研究科ジャーナリズムコース(Jコース)や経営デザイン専攻スーパーテクノロジーオフィサーコース(STOコース)、産業界有識者らの 講義やエネルギー関連機関での実地演習を設置しました。文理融合と産学連携により、社会と研究を繋ぐ情 報受発信力、社会要請や事業化を睨んで研究の道筋を構築できる能力を養います。
科学技術英語の実践的な強化を経て海外研究機関との共同研究に3ヵ月、企業インターンシップに2週間~3ヵ月派遣します。専門分野や文化背景などを超えて多様な人材と信頼関係を 築き、チームに巻き込みながら新しい領域を開拓するための素養を培います。
さらに、
早稲田大学の強みであるエネルギー・新材料・デバイス研究への参画を通じ、
3つの力を協奏的に 鍛錬し、将来エネルギー・ネクストを担う人材:
エナジー・ネクストリーダー
を産業界を中心に輩出します。